「おしゃれは大好きだけど、そんなにたくさんの服は買えない」「服や小物はけっこう持ってるのに、なぜか周りと差が付かない」「何を着てもいまいちパッとしない」こんなお悩みを持つ人はいらっしゃいませんか?
今回はTシャツにスポットを当てて、あなたのお悩みを解決するTシャツアレンジ術を5つ提案させていただきます。だれでも1枚は持っていますよね、無地で着回しの効くシンプルTシャツ。これを読めば今ある手持ちのシンプルなTシャツが、買った時より何倍もオシャレに変身すること間違いなし。
オシャレ初心者さんも、上級者さんも、一読の価値アリです。超簡単なものからちょっと上級者向けまで、さまざまなアレンジ術を用意してみましたのでぜひ試してみてくださいね。
Tシャツアレンジ術その1. 「直接絵を描く」
最近では布に描けるクレヨンやペンなどが数多く売られています。
それらを使って自分の好きな絵やデザインを直接描いてしまうのはいかがでしょうか。
それなら世界に一つだけのオリジナルTシャツになりますし、周りに差が付くこと受け合いです。
「でも私絵のセンスないし・・・」安心してください。
自分の好きな花や動物を一筆書きの要領で描くだけでも大丈夫です。かえってらくがき風のラフなデザインの方がおしゃれに見えて、周りのウケも良いかもしれません。
具体的な物や動物が苦手なら、丸や四角などの幾何学模様を組み合わせたデザインもスタイリッシュでいいすね。それでも絵やイラストに自信のない場合は、好きな言葉を書いたり、アーティストの名前などを書いてもいいでしょう。書き殴る感じで書いてもメッセージ性があって目を引きます。
それでもどうしても描けないときは、木目のある板などに絵の具の塗りつけて、そこにTシャツを押し当てて模様を付けるのもいいですし、スポンジに絵の具を付けてTシャツにポンポンと押し当てても可愛いです。
もっともっと簡単に、絵の具をただ弾き飛ばすだけでもかっこいい柄になりますよ。肩の力を抜いて気楽に、絵の具で遊ぶ感覚で試してみてください!
Tシャツアレンジ術その2. 「切って結ぶ」
着古したTシャツなら思い切ってカットしてみましょう。袖や裾をハサミで長めに切り込みを入れ、切ったところを結んでいきます。そうすると袖や裾がフリンジのようになり、ただのTシャツとはまったく違った印象に。切ったところを一度結ぶだけでもいいですし、1度結んだあと互い違いになるようにもう一度結んでいくとおしゃれ度がグっと上がります。
三つ編みにしても可愛いですね。ヘアアレンジのサイトを参考にして、ちょっと凝った編み方にすると、ただのTシャツという感じがなくなり高級感が出ます。
実際筆者もそうやってアレンジしたTシャツを着ていて、アパレル店員さんに褒められたことがあります。友達からも「それどこで買ったの?」とよく聞かれました。
そしてこのアレンジ術のいいところは、なんどでも直せるところ。失敗してもほどいて結びなおすだけですし、飽きたら別の違った結び方(編み方)にすれば、1枚で何倍ものおしゃれが楽しめます。
1でご紹介した「絵を描く」と合わせてアレンジすれば、よりいっそう個性が出て楽しいですよ!
Tシャツアレンジ術その3.「ボンドで貼る」
描くのも、切ったり結んだりするのも自信がない・・・。そんなときはぺたぺた貼ってしまいましょう。
貼る物は、ワッペンでも家に余った布でも、切れなくなった服の切れ端でも何でもOKです。ただし紙や革などは洗濯できなくなるのでNGです。シールタイプのフェルト地を好きな形に切って貼るだけでも大丈夫。100円ショップで売られています。
絵を描くのと同じくらいに簡単で手軽にオリジナルTシャツができちゃいます。単なるアップリケとは言えないような、思いがけない芸術作品に出会えるかもしれません。またTシャツ自体に布用ボンドを付けてギャザーを寄せるという手もあります。
脇の縫い目に沿って何か所かボンドを付け、段々になるようにギャザーを寄せてもいいですし、自分の好きなところ数か所にギャザーを寄せても素敵です。
もし、ある程度長さのある布が用意できるなら、袖口や裾にフリルを付けることもできます。
これも布用ボンドで手軽にできてしまうので、お子さん用にもおすすめですよ。
布用ボンドは手芸屋さんはもちろんですが、100円ショップでも手に入るので1つは持っておくと、ちょっとした補修もできて便利です。
Tシャツアレンジ術その4.「小物やアクセサリーとコラボさせる」
アクセサリーといってもそれほど凝った物や高級なものでなくて大丈夫です。たとえば使わなくなったヘアゴムの飾りやボタンなど家にあるちょっとした物。ヘアゴムの飾りはいったんゴムと切り離してから縫い付けるだけです。
ボタンならひと手間かけてくるみボタン(布でくるんだボタン)にするのも、温かみがあって目を引きそうです。
またお気に入りの缶バッジをたくさん付けるのもロックな感じでかっこいいですね。最近ではネットショップで個性あふれる缶バッジがたくさん売られていますし、自分で作れるキットなどもあります。
参考:https://www.secondpress.us/
オリジナルの缶バッジを作るというのもTシャツを自分だけのオリジナルに変身させるうってつけの手段です。缶バッジならTシャツ以外にも使えるのでたくさん持っておくといろいろなアレンジが効いて便利ですね。
またスパンコールやビーズなどで女子力UPを狙うのもおすすめ。夏の太陽のもとでキラキラ輝くスパンコールはゴージャスで注目を集めること間違いなし!たった数百円のTシャツが高級ブランド服に大変身するかもしれません。
コツコツ縫い付けるのがベストですが、グルーガンなどでペタペタ貼っていってもOKです。
これらすべてが100円ショップで手に入るのもうれしいですね。
Tシャツアレンジ術その5. 「DIYでアレンジする」
もしDIYが得意なら、刺繍や染物に挑戦してみるのもいいかもしれません。とはいえ、そこまで難しく考える必要はありません。たとえば刺繍だったら、自分の書いたデザインの線に沿って波縫いでなぞっていくだけでも十分可愛いですし、ほんのワンポイントでも個性が光ります。
染物なら、本格的な技術のいる染物ではなく、だいだい染めなどのカジュアルな染め物がおすすめです。本来染物は煮込んで色をしみ込ませるものですが、だいだい染めはその必要がありません。
Tシャツを輪ゴムや紐で縛ってその上から染料を掛けるだけ。染まるのに一日かかりますが、それほど難しい工程はありません。美しいグラーデションは見る人を癒してくれることでしょう。
このアレンジは2でご紹介した「切って結ぶ」アレンジと相性抜群です。自然なグラデーションと風に揺れるフリンジは見ているだけでも涼し気で優しい印象を与えます。もっと大胆なアレンジがお好みなら、長袖のカットソーなどを半そでにリメイクするという手もあります。
Tシャツをアレンジするのではなく、別の物をアレンジしてTシャツにするという逆転の発想ですね。
袖を切って袖口を縫うだけですが、着る季節が変わるだけでも何となく得した気分になれますよ。
おすすめTシャツアレンジ術のまとめ
誰もが一枚は持っているシンプルなTシャツ。すぐにできる簡単なものからちょっとひと手間かかるものまで全部で5選ご紹介しました。試してみたいアレンジ法は見つかったでしょうか。
もし「これは!」というアレンジ法があったらさっそく試してみましょう。それがきっかけであなたの思いがけない才能が花開くかもしれません。
もしかしたらあなたのアレンジしたオリジナルTシャツが、友達の間で大評判になり、マネしたいと思う人も現れるかもしれません。需要があればネットショップなどで販売するのも断然アリです!
またオリジナルTシャツを販売するだけでなく、自分のスキルを販売できるサイトもたくさん出てきました。そんなサイトを利用すれば副収入を得ることもできます。
アレンジスキルも上がり、収益にもつながれば一石二鳥以上の価値がありますよね。
夢は広がるばかりです。たかがTシャツされどTシャツ。お店で可愛い服を見つけるのも楽しいですが、自分で手を加えてアレンジしてみるととっても豊かな気分になりますよ。
クローゼットに着なくなったTシャツは眠っていませんか?そんなTシャツをあなたの手で再び素敵にアレンジしてみましょう。ひお試しあれ!